一時保育を通じてつなぐ未来:「楽しい保育」で広がる笑顔の輪
【楽しい保育へのこだわりとその原点】
こんにちは!私は千葉市幕張で一時保育専門の保育園「近所のおばさんち」を運営しています。保育士としてのモットーは、笑顔と楽しさにあふれた保育を届けること。それは「楽しい!」という気持ちが、子どもたちの未来を切り拓く大切な鍵になると信じているからです。
子どもたちが「もう一度やりたい」「面白いからやってみたい」と心から感じられる体験を積み重ねることで、自ら挑戦し、成長していく意欲が自然と湧いてきます。この「楽しさ」こそ、子どもたちが人生において困難を乗り越え、充実した時間を送る力の源になるのです。
この信念を育むきっかけになったのは、私が幼稚園の先生をしていた頃に観たナインティナインMCの「27時間テレビ」。特に岡村隆さんが掲げた「楽しくなければテレビじゃないじゃ〜ん」というテーマが私の心に深く響きました。このテーマに触発され、「楽しい保育」を軸にした活動をより一層進めたいという思いが強くなりました。
【近所のおばさんち:一時保育の魅力と特徴】
「近所のおばさんち」は、一時保育専門という特性を活かし、短い時間でも親子に最高の思い出を提供することを目指しています。一時保育では、毎日同じお子さんを見るわけではありませんが、だからこそ一期一会の関係を大切にし、心に残る保育を届けています。
例えば、四国や新潟、福井など遠方から千葉を訪れる際、何度も利用してくださるご家族もいらっしゃいます。中には、「娘が『近所のおばさんち』だったら行ってもいい!」と言ってくれたので、少し遠い場所からでもご利用いただいたケースもありました。その言葉を聞くたびに、スタッフ一同が心を込めた保育の成果を実感し、大きな励みになっています。
さらに、「近所のおばさんち」では出張保育も行っています。学会やイベント開催時に、会場内に一時保育のスペースを設け、そこでも「楽しい保育」を提供しています。限られた空間でいかに子どもたちが楽しみながら安全に過ごせるかを工夫し、時にはテントを使って特別な遊び場を設けることもあります。事前の準備から当日の対応まで、スタッフ全員が細部までこだわり、子ども一人ひとりの動きや表情を観察しながら柔軟に対応しています。
また、保護者には保育中の様子を写真や動画で共有し、子どもたちの笑顔や遊びに夢中になる姿をリアルタイムで届けています。このサービスは特に初めてのお預かりの際や、人見知りのお子さんの場合に大変喜ばれています。保護者の方が安心できる環境を提供することで、お子さんとの一時的なお別れがスムーズになり、親子ともに心地よい時間を過ごせるよう努めています。
【保育の現場から考える働きやすい職場づくり】
保育士としての経験を活かし、現在は「近所のおばさんち」の代表としてスタッフが働きやすい職場環境の整備にも力を注いでいます。一人ひとりのスタッフの希望や家庭環境を尊重し、柔軟なシフトや働き方を取り入れています。また、保育士を目指す学生にもアルバイトとして現場の経験を積んでもらうことで、未来の保育士育成にも貢献しています。
例えば、学生との面接では、髪色や個性についても柔軟に対応しながら、それぞれが自分らしく働ける環境を大切にしています。「近所のおばさんち」での経験が、保育士を目指す学生にとって将来への自信とモチベーションにつながることを願い、教育的なサポートも心がけています。
【地域とつながる保育の未来】
「近所のおばさんち」が目指すのは、地域の親子を支えるだけでなく、子育て全体を豊かにする社会づくりです。一時保育という短い時間の中でも、親子の心に残る特別な思い出を届けることで、子どもたちの成長を見守り、親にとっても安心できる環境を提供しています。